学校給食管理システム
学校給食管理システムは、献立作成等のパソコンソフトです。
県学校給食会では、栄養教諭及び学校栄養職員の学校給食にかかる事務の軽減化を図り、食に関する指導及び学校給食の衛生管理の支援並びに本会への食品の発注・納入の利便性を図ることを目的として、このシステムを平成14年度に導入し、学校等に対して無償で貸出する事業を行っています。
(1)管理システムの機能内容
1 基礎情報・目標情報
- 基準目標量は、対象別に1食当たり・週報・月報等すべて準備されています。
- 人員はクラスの児童生徒、担任、職員数まで詳細に把握できます。
- 児童の学年別の供給量も管理できます。
2 料理・献立
- コピー機能が充実しており、既存の料理や標準料理から手軽に新しい料理を作れます。
- コードが分からなくても、一覧表示画面から、食品・料理を選びだせます。
- 一つの料理・献立で、幼児・児童・生徒・成人の4種類の配分量を管理できます。
- 料理・献立は全て再利用可能です。
- 価格の急な変動にも対応しています。(個別再計算・一括再計算処理)
3 献立計画(1ヶ月)
- 1ヶ月、週単位での、米飯食・パン食の分析、1食当たりの栄養価・食品群構成の分析等を画面でシュミレーションしながら献立予定が立てられます。
- 任意の期間での詳細な分析もできます。
- 給食センターでのセンター統一献立、小・中別献立、学校別献立、個別の行事食まで、多彩な献立計画が立てられます。
- 献立日別の総量と金額、保護者へ配布する「献立予定表」まで、多彩な帳票類でサポートします。
4 発注・納入
- 「学校別献立入力」により、1ヶ月単位で自動発注ができます。
- 食品の取扱規格や容器単位で適切な集計・算出ができます。
- 調味料類のまとめ発注や数量の変更も簡単にできます。
- 直送品、学校別の委託業者の管理もできます。
- 入札による業者への食品見積もり依頼書の作成及び決定業者への発注書作成もできます。
- 納入明細は、発注書に基づき自動で作成ができます。
発注順に呼び出して、一括処理ができます。
数量(単位)の指示だけでできます。
5 献立実施・実績管理
人員変更、食品の変更から残菓の回収まで一括管理ができます。
報告書のデータは自動集計し、各種報告書(週報・月報等)が作成できます。
報告書は給食センタ一合計以外に学校別にも作成することができ、よりきめ細かな指導ができます。
6 買掛管理(仕入れ)
業者ごとの仕入れ、支払い管理ができます。
業者ごとの内税、外税の管理及び端数処理の指定もできます。
買掛元帳を作成することができ、給食センターの買掛処理ができます。
(2)貸出方法
『学校管理システム」は、本会の基本食品、一般食品をご利用いただいている各学校、各共同調理場を対象に貸出を行っており、貸出に当たっては、『学校管理システム操作研修会』を受講していただくこととなっております。
なお、研修会の開催については、該当の学校を管轄する関係市町村教育委員会(県立学校等にあっては当該校)へご案内させていただきますので、受講のお申込みをお願いいたします。