令和6年度「ふくしまっ子ごはんコンテスト」入賞おめでとう!!
2025年1月22日更新
(写真:前列左から5人目中津川さん、当会の佐藤会長、鈴木県教育長、酪王協同乳業㈱鈴木伸洋社長、酒井さん)
12月7日(土)、福島市(杉妻会館)において、県教育委員会主催(当会共催)による標記コンテストの表彰式が開催されました。式には、入賞者(小学校下学年の部10名、小学校上学年の部9名、中学校の部9名、計28名)のほか保護者の方々も多数出席され、主催者として大沼博文県教育長、来賓として当会佐藤俊市郎会長のあいさつの後、小学生の入賞者には鈴木県教育長から、同じく中学生には当会の佐藤会長から賞状が授与されました。
この後、最優秀賞を受賞した2名から感想発表がありました。
≪小学校上学年の部≫
南相馬市立原町第一小学校6年の中津川千晴さん
「自宅の畑で収穫したたくさんの野菜を、日持ちするように塩漬け、砂糖漬けしたものをメ
ニューに取り入れ、調理でも夏の暑い台所で火を使う時間を短くするために、電子レンジを活用しました。また一つの鍋で数種類の野菜を時間差で一緒に茹でることで、時間短縮となる調理方法を考え、時間内に調理が出来るように何度も練習を繰り替えし最終審査に出場しました。これからもみんなが笑顔になれる料理を作っていきたいです。」
≪中学校の部≫
いわき市立三和中学校年2年の酒井瞳(とう)胡(こ)さん
「地元の食材をふんだんに活用し、献立を決める時はSDGsを意識して食材をできるだけ無駄なく使用するなど生ごみを減らすように工夫したほか、おかずの仕切りに大葉を使用するなど食中毒にも注意しました。最終審査に選ばれ家族みんなで喜び、練習を支えてくれた家族にとても感謝しています。」
そして、最後に最終審査会の審査員長を務めた山際食菜工房の山際博美代表取締役から、地元の食材を多く取り入れたメニューと福島のおいしいお米を炊き込みご飯や混ぜ込みご飯にするなど工夫がされていた。調理ではフライパンに油をひき、手のひらをかざし温度を確認するなど、何度も練習をして身に付けた姿に感心した。食べて美味しく、彩も綺麗で食欲をそそる作品ばかりで、年々レベルの高さに驚いているとの講評をいただきました。
また、当会からは応募者全員に参加賞としてクリアファイル(写真:右下)を進呈するとともに、入賞作品を作品集(写真:上及び左下)にまとめ、県内の全ての小中学校、各市町村教育委員会等、関係機関に配布しておりますので、是非、ご覧ください。
今年度は、県内の小中学校396校から17,401点もの応募をいただきました。ありがとうございました。 (総務課)
(開会挨拶:大沼博文県教育長) (クリアファイル・作品集)