令和6年度学校給食用パン品質調査会を開催しました
2024年11月22日更新
10月11日(金)及び18日(金)、当会のほか福島県教育委員会、県内栄養教諭及び学校栄養職員、日清製粉株式会社の専門職員の皆様に審査員を務めていただき、食パンを対象に当会研修室にて標記調査会を開催いたしました。
審査の結果、現在学校給食用パンの製造を行っている全36工場が「優」の判定となりました。(調査の判定に関しては、下記に記載のとおり。)
当日は、冒頭、栄養教諭及び学校栄養職員の皆様に審査員を務めていただくにあたり、日清製粉株式会社専門職員によるパンの製造方法及び良いパンの見極め方についてご講演をいただきました。また、調査終了後には福島県パン協同組合役員を交え意見交換会を行いました。
専門職員の方から、「福島県のパンは、全てのパンがほぼ一定の品質で保たれておりレベルが高い。この度のパンは季節の変り目で気温が安定しない中の製造であったにもかかわらず、おいしいパンが提供されている。」との講評をいただきました。 (業務課)
調査の判定は、100点満点中80点以上が「優」、60点以上80点未満が「良」、50点以上60点未満を「可」と評価しています。なお、90点以上のパンは、研究所等で作られるパンのため、本調査会では市販パンを基準として80点を超えるパンを「優」と判定しています。 (この基準については、「独立行政法人 日本スポーツ振興センター」(前日本体育・学校健康センター)のパン調査を参考に設定。) |