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平成28年度の食品情報

昨今の天候不順による農作物等の減収、農畜水産業従事者・食品工場の人材不足、為替の影響等により食品を取り巻く環境は年々厳しさを増している中、一年を通した価格動向を予測することは極めて困難でありますが、現状、産地等から収集した収量等の情報をお知らせいたします。

本年はエルニーニョ現象の影響か暖冬となっており、海水温が下がらない等、さまざまな食品に対する影響が懸念されています。そのような中、今回はより多くの農畜産物や水産物の情報をまとめました。

(平成27年12月現在 業務課)

農作物

国内の冷凍野菜(冷菜)の大きな産地としては「北海道」と「九州」があげられます。

北海道

本年の北海道は、猛暑や長雨による日照不足の影響で大半の作物が計画を大きく下回る収穫となりました。

「とうもろこし」「馬鈴薯」「いんげん」「南瓜」は、全体の収量が計画を下回り価格の上昇や、端境期には供給不足が見込まれます。

枝豆の作柄は良好で身付きが良いものの、「むき枝豆」については、主要製造者である「JA 中札内」が大幅にむき豆事業を縮小することを決定(昨年は製品900tに対し、本年は350tに縮小)したことにより価格の上昇や、年間を通しての供給不足が見込まれます。

九州

本年の九州も、台風や天候不順の影響で作物は減収、高値傾向です。

「さといも」「たけのこ」は大幅な不作で、前年産の製品在庫もなかったことから、次回(年明け)の収穫・加工時期までの数量確保は大変困難なものとなり、相当な価格の高騰が見込まれます。

学校給食用小麦粉

学校給食用小麦粉は、輸入小麦粉を使用しておりますが、価格については、政府が決定する「政府売渡価格」が関係しております。この売渡価格は、穀物世界的な在庫量見込み等を受けての国際相場及び為替変動、原油価格を受けての海上運賃等を反映した買付価格となっており、製粉メーカーによりますと、現在は、極端な増減はなく、今後も同水準で推移することが見込まれます。

学校給食用米

福島県の27年産米の水稲の作柄作況指数は、「101」の「平年並み」となりました。12月需要分から新米の提供を始めましたが、米価は、底値となった26年産米に比べ、値を戻し(値上がり)ました。28年度4~11月需要分につきましては、26年産米の底値感から、新米価格と同水準もしくは、若干の値上げも見込まれます。

※給食会で取扱う精米は、平成28年4月から放射性物質の全袋検査を実施します。

農畜産物

ブロッコリー(北海道)

平成27年の作付面積は増加しましたが、夏採りは干ばつの影響で収量が平年より10%減、秋採りについては平年並の収量となりました。全体的な数量が少なく、端境期には品不足や価格の上昇が予測されます。

さつまいも(茨城県・鹿児島県)

平成26年も約10%減少しましたが、27年も日照不足や台風の影響を受けて約20%強の減少となったことから、品不足や価格の上昇が見込まれます。 

ほうれん草、小松菜(宮崎県)

平成27年春作のほうれん草は、宮崎県で高温と多雨の影響から病気が発生し、4月中旬で製造終了となりました。春作の小松菜は、豊作となりました。秋作はどちらも現在のところ順調に推移しています。

さといも(宮崎県)

平成27年は春先から長雨の影響で植えつけが遅れ、台風の影響もあり例年に比べ降雨日・降雨量が多く生育が遅れ、3年連続不作となり、品不足や、過去に例がないほど価格の高騰が見込まれます。

みかん(国産)

平成27年10月の極早生は順調に推移しましたが、11月からの早生種は台風15号の影響で落果や倒木が多く発生したこと、気温が高く雨が多かったことで収量が約15%減となり、全体的には品薄になり、更なる価格高騰が予想されています。

グリーンピース(北海道)

平成25年より、北海道十勝地方にて本格製造が始まりました。27年は、干ばつの影響を受けましたが、前年の持越し在庫が十分にあるため、供給には心配ない商品と思われます。

グリーンピース(ニュージランド・アメリカ)

ニュージランド産の平成26年は豊作でしたが、27年は昨年比25%減となりました。持越在庫があるため供給には心配ありません。しかし、国内労働者の賃金が上昇しており価格が上昇中です。また、アメリカ産も供給量不足で価格が上昇しています。

カーネルコーン(タイ・アメリカ)

タイ産の平成27年は前年と同程度の出来高で、品質も良好となりました。アメリカ産は、豊作で終了しています。本年は国産が品薄であることから代替品として使用するユーザーも増え、輸入量も27年1~9月で前年比約4.7%増と引き合いが強く、高値推移となる恐れがあります。

鶏卵(国産)

物価の優等生と言われ、国内消費の約95%を国産が占めていましたが、エサ代がかさみ10年前に1kg40円台だった鶏の飼料価格は、平成27年12月現在70円を超えています。27年は需要が落ちる夏も例年の20~30%高となり、9月に同月としては20年ぶりの高値を付けました。鶏の飼養戸数はこの10年で4割減の2,600戸になり、価格は高値で推移していくと思われます。

バター(国産)

平成27年の国内バター生産量は、牛乳生産量の回復によって5月から前年を上回る水準で推移し、11月末現在の民間在庫が昨年比約36%増となったため前年の品不足は緩和される見通しです。

水産物

秋サケ(国産)

12月末までで最終盤を迎えた秋サケ漁は、北海道・東北各地で不漁が相次ぎました。北海道の一部と青森の漁獲量は平成26年並み、宮城では26年の2割減、岩手は4割強の減となる見込みで、品不足から価格の上昇が見込まれます。

するめいか(国産) 

するめいかについても北海道、青森、岩手の水揚げが不振となっています。今期の水揚げは昨年より減少する見込みで、価格の上昇が予想されます。

ノルウェーサバ

平成27年9月からの巻網漁がほぼ終了し、価格帯は前年とほぼ横這いとなっております。日本向けとして11月から輸入されますが、在庫は足りており、国内相場も横這いとなる見込みです。

さんま(国産) 

12月末までのさんまの水揚げは、全国で11万t程度と、史上最低の漁獲量となる見込みです。要因としては、海水温の上昇の影響で、さんまの好む水温(12℃~18℃)が漁場から離れた東へ移動してしまったことや、外国船の漁獲量が大幅に増えていることが上げられます。また、今期のさんまは全体的に小振りであることもあり、市場価格で前期(平成26年水揚げ)より9割増と、大幅な上昇となっております。

昆布(北海道) 

平成27年は豊作と言われていましたが、7・8月の天候不順及び9月の台風で半分も採らないうちに終漁する事態となり大幅な減産が予測され、価格も上昇傾向になっています。

むきえび(外国)

ベトナム・ミャンマー・インド等主要な小型天然むきえび産地では、円安や原料価格高騰で製品価格が大幅に値上がり、殻を剥く工場が減ったことから高値で推移するものと思われます。