財団法人福島県学校給食会
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給食会だより
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給食会だより 2010年 1月号
ホームページアドレス http://www.fgk.or.jp/
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 お正月は来客や夜更かしなどで、おとなも子どもも生活のリズムが乱れがちになります。  また、寒いので暖房のきいた室内で過ごすことが多く運動不足になりがちです。生活の乱れは、健康にとって一番の大敵です。 
 お正月中であっても、食事の時間はできるだけ規則正しく過ごし、三学期に備えたいですね。


新年のご挨拶

財団法人福島県学校給食会 会長 丹治光雄

 輝かしい新年を迎え、皆様方には益々ご清栄にお過ごしのことと心よりお慶びを申し上げます。
 昨年は、春から流行が始まった「新型インフルエンザ」の感染者数が二学期に入って一層拡大し、本県においては、11月18日に異例の「警報」が発令されるまでになりました。各学校はもとより、教育委員会、調理場、委託加工工場など、学校給食に関わっている皆様方には、休校、学年・学級閉鎖等に係る事務処理への対応に大変ご苦労されてきたことと存じます。
 この流行は、今後もしばらくの間は衰退の兆しが見られないことから、皆様方にはそれぞれの連絡を一層厳密にしながら、適切な学校給食を運営されるようお願いいたします。
 さて、本会では、何よりも安全・安心な学校給食用物資を低廉な価格で安定的に提供することを最重点課題としており、各JA、食品製造業者、委託加工工場等に厳正な衛生管理による物資供給について協力を依頼するとともに、専門機関による食品検査なども適切に実施しております。
 また、学校給食関係者からの要望を受け、本年度より本格的に米粉パンの取扱いを開始したのを始め、地場産農畜産物を積極的に活用する給食メニューの開発・紹介などにも取り組んでおります。
 さらに、安全・安心な学校給食が実施されるよう、県教育委員会のご指導を得ながら「学校給食衛生講習会」「栄養教諭・学校栄養職員研修会」などを開催するとともに、学校給食に関する最新の情報を学んでいただくため、全国・ブロックの各大会等に関係の皆様方を派遣しております。
 今後も、各学校の給食の一層の充実が図られるよう、職員一同が各種事業に全力を挙げて取り組んで参りますので、関係機関・団体等の皆様方には、昨年にも増して深いご理解とご支援・ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、皆様方のご健勝とご活躍を祈念して、新年の挨拶といたします。


【米飯モニター実践校において第2回実践事業が実施されました。】

 ご飯を中心とした栄養バランスに優れた日本型食生活(米飯メニューの普及)の推進と県産農林水産物の消費拡大を目的に、米飯給食モニター実践事業として福島県学校給食会が、福島県米消費拡大推進連絡会議会より委託を受け実施しております。  
 平成21年度のモニター実施校は矢祭給食センターの矢祭町立石井小学校中学校、南会津町立田島小学校、いわき市立川部小学校の4校に取り組んでいただいており第一回目は平成21年9月8日(火)、第2回は12月8日(火)に実施されました。
 本会では、県産農林水産物を使用した主菜2種類(9月8日使用「パワーいっぱい大豆ハンバーグのピーチソースかけ」、12月8日使用「鮭の福福チャン焼」)の開発や開発した主菜を含めた2つの「地産地消モデルメニュー」を作成し、各学校、給食センターではそれに加えて各地域の食材を使用した実際の給食メニューを実践献立とし、実施されました。
 各学校、給食センターでは、生産者や保護者と児童・生徒の交流を深め、地元の食材、生産者のご苦労などを知り、改めて自分の住んでいる地域の地場産物の見直しや確認、給食に係わる人々への感謝の声などを多く聞くことができました。


 
 
 
 
 
現在提供しております、小麦粉70%、米粉30%配合の米粉パンに加え、平成22年度から、「米粉100%の米粉パン」の提供を開始する予定で進めております。
…米粉100%の米粉パン、小麦粉70%、米粉30%の
中から、お選びいただけます。
なお、詳細につきましては、別途お知らせいたします。 




(物資課)
第60回 全国学校給食研究協議会大会(滋賀大会)等に参加して

福島市南部学校給食センター   主任栄養技師 安田 幸子

 『「生きる力」をはぐくむ、食育の推進と学校給食の充実』をテーマに11月25日〜26日、第60回 全国学校給食研究協議会大会(滋賀大会)が開催されました。当日はとてもよい天候に恵まれ、近江八景で有名な琵琶湖を眺めながら、実りある研修となりました。今回は学校給食120周年という記念大会でもあり、慶応大学客員教授中村明子氏はじめ11名の学校給食の様々な分野に貢献された方の記念表彰もありました。
 この大会で印象に残ったのは、分科会で東京都葛飾区立東柴又小学校の教諭の発表でした。食育をすすめるためには、継続できること、肩肘をはらずにできること、そして給食を最大限に生かすこと、ということでした。私達はつい新しいことや何か特別なことと思いがちですが、続けることのできる食育の大切さについて改めて考えさせられました。
 また、毎日の実践の積み重ねは、子どもたちの変容に必ず返ってくることも、この実践の中から感じることができました。
 調理員の方からも、調理員の立場で食育にどういう場面で参加できるかなど、力強い意見もだされ、食育の重要性に対しての意識が高まってきているなと実感することができました。
 また京都大学院教授 伏木 亨氏の特別講演では、日本人は欧米人と遺伝子が違うのだから、その遺伝子あった食事をすることが、大切であることを話されていました。その日本人の食の基本は「だし」である、そのだしの味をおいしいと感じることが最大の食教育であること。
 味覚は小学校低学年までにつくられるので、それまでに刷り込み教育を行うこと。
 そして、日本は米しか自給できない国なので、米と「だし」を中心とした食生活にすること。それらを、これからの次世代に伝えていくことが、自分自身の健康、日本の国の安全にもつながっていくことを学びました。
 この2日間をとおして、健康な子どもの未来像を創造し、その中でも体に良い食事を実践できる子を目指し、そのためには、わたしたちは何ができるのか、どうすればいいのか、明日からの仕事の方向づける意味でも大変意義深い研修となりました。
 この機会を与えてくださった給食会の皆様に厚く感謝いたします。ありがとうございました。




第4回全国学校給食甲子園の決勝大会に出場して

鮫川村学校給食センター 栄養技師 芳賀 公美

 第4回全国学校給食甲子園「〜地場産物を活かした我が校の自慢料理〜」の決勝大会が、11月8日、東京・駒込の女子栄養大学で開催されました。決勝大会の出場チームは、全国6ブロック代表12校(含むセンター)で、応募書類をもとに決定されます。決勝大会では、応募した献立を出場者2名(栄養教諭または学校栄養職員と調理員)で調理し、各賞が決定されます。第4回大会は、全国から1552通の応募があり、当給食センターは、北海道・東北ブロック代表として、青森県チームとともに決勝大会へ出場しました。
  応募した献立は、「ごはん、牛乳、ぶた肉のじゅうねん焼き、大豆とりんごのサラダ、いもがら汁、蒸しかぼちゃ」です。一部調味料・牛乳を除き、100%村内産の食材を使用した献立です。村内産食材は、「米、ぶた肉、じゅうねん(えごま)、みそ、だいず、キャベツ、ほうれん草、たまねぎ、りんご、えごま油、いもがら、じゃがいも、人参、大根、ねぎ、油揚げ、かぼちゃ」です。「特産物の大豆やじゅうねん(えごま)、保存食のいもがらなどを使用し、村の特徴を引き出すこと」「食材の味を活かすこと」に重点を置いて組み合わせた献立ですので、味付けや調理法も凝らず、シンプルにしました。このような給食が提供できるのも鮫川村だからこそだと思います。
  当日は、実際に給食で使用している食材を持参しての調理です。1時間で5人分の給食を、調理から後片付けまで行います。調理技術、衛生管理、調理工程、見た目、食味等などを12名の審査員から審査を受けます。衛生管理も厳しく審査され、手洗いの方法、エプロンの使用法、調理台を調理場に見立てての審査でした。どのチームも“時間との戦い”。緊張感があふれる本番でした。私たちのチームを含め、全チームともに決勝大会へ向けて練習をしてきましたが、本番も制限時間ギリギリの作業となりました。
  出来上がった給食は、どのチームも本当に工夫されていて、全国のレベルの高さを痛感しました。残念ながら、私たちのチームは上位入賞を果たすことはできませんでしたが、本当に学びの多い貴重な経験となりました。そして、今大会を通して、鮫川村の取り組み、生産者の方、調理員さんなど、本当にたくさんの人の手がかかって、子どもたちによりよい給食の提供ができるのだということを、改めて実感しました。決勝大会に出場したことで、子どもたちのみならず、先生方、地域の方々に給食や食について考えていただく機会となったならば幸いです。これからも、子どもたちに食のモデルとなるような給食の提供をしていけるように、頑張っていきたいと考えます。

 




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