9月の声とともに、雲の流れや日の短さ、朝、夕の涼しさで秋の訪れを感じさせてくれる季節となりました。
この季節は空気も澄み、1年中で一番、お月さまが美しく見えるところから、仲秋の名月と呼ばれてきました。
ちょうど、収穫の始まる時期であることから、それを祝う農耕行事の一つとして、だんご、野菜、いも、えだまめなど、その年にとれた初ものを
そなえて、お月見をしたようです。
給食室の献立の見本といっしょに、まんまる〜いお月さまと、すすき、おだんごなど飾って子どもたちにも伝えていきたいですね。 |
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【 学校給食衛生講習会を開催しました。 】
7月21日27日の2日間、学校給食に携わっている調理員さんを対象に、本会において学校給食衛生講習会を開催いたしました。
講師陣は独立行政法人日本スポーツ振興センターの峯田一弘、諏佐恭子両氏と助手の先生2名の計4名の先生方にご指導をいただきました。
「平成20年度学校における食の安全に関する実態調査報告書」や、毎日の作業の中での身近な問題を分かりやすく明解に記載された「学校給食における食中毒防止Q&A」をもとに、講義をいただき、演習では、きゅうり、もやしの汚染度、手指の拭き取り検査、鼻のブドウ球菌検査を行いました。
参加者のみなさんは、予想以上の自分の手の汚れにおどろき、洗浄前、洗浄後、消毒後などそれぞれ洗い方を工夫しながら、熱心に取り組まれていました。
アンケートからは、「基本的な勉強をする機会がないので、広く参加できるようにしてほしい」等の声が多くありました。
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【 米粉パンを中心とした地産地消型給食メニュー検討会 】
県からの受託事業である「平成21年度米粉普及推進事業(学校給食における米粉パン普及推進事業)」の一つとして、去る、8月31日に福島県農業総合センターにおいて、「米粉パンを中心とした地産地消型学校給食メニュー検討会」を開催いたしました。
県内各地から、事業対象校の学校栄養職員など63名の方々に出席をいただき、米粉パンの開発経緯などを説明するとともに、本年度事業の実施に向けた活発な意見交換を行いました。
併せて、米粉パンを中心とした地産地消型の学校給食参考メニューを紹介しました。
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* 主菜、鶏の唐揚げの下味に
かつお
削り節を加えてあります。 |
* 鰺の竜田のほうれん草のタルタル
ソースとカレー味の煮物で。 |
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福島市立福島第三小学校
栄養技師 二瓶紗葵子
学校栄養職員になり4ヶ月が過ぎました。3月に前任の先生より引き継ぎを受けたとき、「一人でこの仕事をこなしていけるだろうか。」と不安に満ちていましたが、実際に勤務し始めて、なんとかこなしていけるとを実感しています。
この4ヶ月間を振り返ると、とても濃い日々だったと思います。夢であった学校栄養職員になれ、やる気に満ちあふれていた4月。初めて作成した献立で、似たようなメニューが続く、発注を間違えるなどの失敗を連続した5月。仕事ができない自分に苛立ち、やる気が失せていた6月。子どもたちの喜ぶ顔が見たくて、再びがんばろうと思った7月。多くの失敗をし、思い悩むこともありましたが、この経験が成長への糧となり、少しずつ前へ進むことができました。また、調理員のみなさんや先生方が支えも、一つひとつ乗り越えられた要因だと思います。
夢が叶い、学校栄養職員として働けることは本当に幸せです。この仕事をするうえで第一に考えなくてはならないのは、児童・生徒のことです。食の話題が事欠かない今、彼らが生涯にわたり健康な生活ができるように働く必要があります。わたしは、いろいろなものを食べる、調理をする、作物を育てるなど、様々な食体験が望ましい食習慣獲得にも繋がると考えています。子どもの頃の体験が大人になっても生きるような食育に努めていこうと思います。学校栄養職員として、これからも日々努力していきます。
須賀川市立阿武隈小学校
栄養技師 佐藤裕美
思い起こせば4ヶ月前の4月、子どもたちや先生方との新しい出逢いに胸を躍らせる一方で、日々の業務に対し不安の只中にありました。給食がスタートし、これまで様々な失敗も経験してきましたが、そのたびに調理員の皆さんをはじめ、先生方に支えていただき1学期を終わることかできました。
今日本では、低い食料自給率の中、食料を輸入しながら大量に廃棄するという矛盾を抱えています。しかし学校給食に携わってくる中で、私たちのまわりには食料が十分に確保され、また最近では地産地消にもより力を入れ、安定して子どもたちに給食を提供することができていることを実感しています。だから私は、子どもたちが毎日の学校給食を通して、身体の成長だけでなく、「目の前の食べ物に感謝ができる」子どもたちに成長していって欲しいと思っています。
食べ物への感謝とは、食材を作った人、食材を運んだ人、調理をした人、食器を準備し洗う人など、関わっている人全てに及ぶのではないかと思います。給食を運ぶところから最後の片付けまで、感謝を持って取り組むことができるよう、新学期も毎日の給食を通して、放送やお便り、個々への声かけなど様々な場面で子どもたちに伝えていきたいと考えています。
そしてまず私自身が、給食に携われることや周囲の方々への感謝を忘れることなく、目の前のことを大切にする姿勢を持ち、一つひとつ取り組んでいきたいと思います。
石川町立南山形・山形小学校給食共同調理場
栄養技師 藤田千尋
私が学校栄養職員として働き始めて、早5ヶ月が過ぎました。初めて机に座ったときは、自分が何をしたらよいのかわからずとても不安になっていたのを思い出します。この5ヶ月間は今までで一番充実し、毎日を無我夢中で走っていたと思います。調理員さんに1日の業務を一つひとつ教えてもらい、初任者研修で先輩方のお話や実践を聞いて、今は少しずつ自分がこれからどんな仕事をしていかなければならないか、していけるのか考えることができるようになってきました。また悩みを相談できる同期と出会うことができ、とても心強く感じているところです。
食に関する指導では、1学期は日々の業務に追われ、やりたいという気持ちとなかなか実行に移すことができない自分に落ち込むこともありました。授業でもうまく話すことができず、反省するばかりです。2学期は授業に入る機会が多くなります。不安もたくさんありますが、南山形小の温かい先生方と調理員さんに指導していただきながら、少しずつ成長していきたいと思います。
衛生管理についても、2学期からはもっと自分の調理場の現状をみて一番安全な方法を考えながら業務をしていきたいと思います。子どもたちの将来のために安全で安心な給食を作ることを第一に考え、できることから少しずつやっていきたいと思います。
まだまだ経験が足りずいろいろとご迷惑をおかけすると思いますが、これからもご指導よろしくお願いいたします。
白河市立白河第一小学校
栄養技師 平山 文
私は一度、民間の給食受託会社に就職し、病院に勤務しておりましたが、学校給食に携わることへの希望が捨てられずに採用試験を受け、運良く今年度から学校栄養職員として勤務させていただけることとなりました。
しかし、学校給食に対する自分の認識の甘さや、勉強不足により、4月当初から失敗が多々ありました。そのたびに、先生方や先輩方、調理員さんから助言をいただき、なんとか乗り越えることができました。1学期は失敗と反省ばかりの毎日でしたが、一方で周囲の方々に相談することの大切さと、助言や支えのありがたさを実感できました。そして自分にとって、子どもたちの“ごちそうさま”の笑顔が、大きな励みになっていることにも気づきました。
これまで、日々の業務と研修を通して様々な課題が見つかりました。安全・安心な給食を提供するために、1学期の反省を活かし、課題を解決できるよう、研究・工夫していきたいと思います。また、1学期にできなかった食育の授業を行うことも、今後の課題です。授業に関しては初めてなので、不安もありますが、周囲の方々にご協力をいただきながら、勉強していきたいと思います。これから壁にぶつかることもあるかと思いますが、努力を惜しまず、“すべては子どもたちのために”という言葉を胸に、頑張っていきたいです。
今後もご指導のほどよろしくお願いいたします。
会津若松市立湊地区学校給食センター
栄養技師 鈴木絵利子
給食の時間、ランチルームに子どもたちが揃い「いただきます!」という声を聞くととてもほっとします。毎日があっという間に過ぎていきますが、一日一日学ぶことがとても多く、充実した日々を送っています。時には失敗することもありますが、そのたびに周りの先生方や調理員の方々、配送に携わって下さる運転手の方など、たくさんの方の温かな励ましに支えられています。そして、なんといっても「今日の給食おいしかったよ。」「トマト少しだけがんばってみるね。」とはじけるような笑顔で話しかけてくれる子どもたちの顔を見ると、安心でおいしい給食を届けていけるように頑張ろうという気持ちになります。
6月に実施した学校給食試食会では、初めてのことで戸惑いもありましたが、先生方や調理員さんにアドバイスを頂き無事に終えることができました。保護者の方からは、「普段家庭で食事をする時よりも一生懸命に食べている子どもの姿を見ることができてよかった。」という感想が多数寄せられました。食育は、家庭との連携がとても大切であると思いますが、家庭との連携の第一歩として踏み出すことができてよかったと感じています。
1学期は、目の前の業務をこなしていくことに精一杯でしたが、少しずつ自分がやるべきこと、やりたいことが見えてきました。日々の業務や研修で学んだことを生かしながら、向上心を持って取り組んでいきたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いいたします。
会津美里町新鶴学校給食センター
栄養技師 本蛛@志織
私が学校栄養職員として働き始めて、早5ヶ月を過ぎようとしております。
分からないことばかりで、不安になったり悩んだりしましたが、多くの方々に支えられて何とか日々の業務をこなしています。
「子どもたちのために作っている」という学校給食の根本を大切に、自分なりに精一杯取り組んでいます。
私が学校栄養職員になりたいと思った一番のきっかけは、学生時代に行った教育実習でした。私一人で食育の授業をさせていただくことになり、不安でいっぱいでしたが、子どもたちの純粋で無邪気な笑顔を見ていたら、そんな気持ちはすぐに消えてしまいました。
子どもたちの楽しそうな様子を見て「もっと色々なことを教えてあげたい」、「もっと子どもたちを笑顔にしたい」などという感情が湧き上がってきました。
このことを機に、私は子どもたちと積極的に関わって多くのことを教えてあげられるような学校栄養職員になりたい、と強く思うようになりました。
実際に学校栄養職員になって思うことは、自分が想像していた以上に子どもたちのために活躍できる場があるということです。
研修等を通して先輩方のお話を聴くたびに、「こういうことも出来るのか」と毎回衝撃を受けています。まだまだ、先輩方のようにはとても出来ませんが、いつか自分も先輩方のようになれるよう、目の前のことから頑張っていきたいと思います。
また、私には同期採用の仲間が6名います。
自分一人の力ではわずかなものですが、同期のみなさんや先輩方のお力をお借りしながら、学校栄養職員として精一杯子どもたちと向き合っていきたいと思います。
楢葉町立楢葉中学校
栄養技師 高橋知子
4月から不安だらけの気持ちで仕事と向き合うことになり、猛省の日々が続いています。
それでもなんとか8月現在まで頑張ってこられたのは、ひとえに周囲の人々の支えがあったからだと思っております。
新規採用者としての研修も充実しており、栄養士、栄養教諭の先輩方のたくさんのご指導や資料を頂くことができ、また、食育授業を見学させていただくこともできました。
頂いた資料から、先輩方のこれまでの貴重な軌跡を学ぶことができ、その偉大さに若輩者の自分としては身がひきしまる思いです。
これからも貴重な時間を割いてご指導していただく機会がありますので、少しでも多くのことを学べるように努力してまいりたいと思っております。
学校栄養職員になって、『自分はけっしてひとりではない!』と強く思うようになりました。学校での業務では、教職員の方々や調理員さん達の力強い補助をいただき、楢葉町役場でも支援してくださいます。
研修の際には、教育センターの方々や指導主事の先生まで駆けつけてくれまして、きめ細やかな指導をいただいております。
まだまだ未知の世界が広がる学校栄養職員の仕事ですが、毎日、接する生徒の瞳は輝いておりやりがいを感じています。
すばらしい環境を作っていただいていることに感謝し、早く一人前になって生徒を導くことができ、また支える『人間』になりたいと強く思います。
【 貸し出し教材の紹介 】

第4回全国食育推進全国大会は、「みんなでひろげよう!食育の輪〜しまねから みらいへつなぐ 食の知恵〜」のテーマで6月13日、14日の2日間、「くにびきメッセ(島根県松江市)」で開催されました。「蜆」で有名な宍道湖のそばにある会場は「食」の大会にふさわしく、「蜆汁」として格安で味わうこともできました。地元では、「宍道湖七珍」といい、宍道湖は「蜆」の他にも魚介類が獲れる豊かな湖だそうです。事前にいただいた資料からも、講演・体験・展示・販売など、この島根の特色を生かした大会であることが十分伺うことができました。
この大会に参加して、初めに驚かされたのは、オープニングのウェルカムコンサートです。オーディションで選ばれた市民による、創作ミュージカルメドレーでした。さらに、小渕優子内閣府特命担当大臣など多数の方が出席した中での挨拶や表彰も加わり、華やかな幕開けとなりました。
また、この大会のすばらしかったところは、なんといってもイベントの豊富さです。講演・パネルディスカッションの他、「味覚の授業」といったテーマ別のイベント(1つ60〜120分)が9種類、食エコをはじめとした6テーマ、計100以上のブース展示発表、さらに3種類のツアーが会場外でも実施されていました。さすが、全国大会。どの企画も参加したいものばかりでした。
折角の機会なので、予定されている講演の全てを聞きたかったのですが、時間の制約もあり、小泉武夫氏の講演(テーマ「真の食育とは何か」)と、パネルディスカッション(テーマ「今だからお弁当から食育を考えてみる」。パネリストは、コンビニエンスストアの伊藤廣幸氏、漫画家の魚戸おさむ氏、手作り弁当実践の先駆者、竹下和男氏。コーディネーターは、服部幸應氏。)の2つに絞って聞きました。それぞれの立場から食にアプローチしている方々の実践は、どれもすばらしく感心するばかりでした。
「すばらしい日本文化を子どもたちに教えることが大切。食べ物の大切を教えていた昔の食育。」と話しておられた小泉氏。子どもにとっての「食事」は、「生き方」を大きく左右します。
「食に関心を持ち実践できる生徒」が増えていくこと、子どもたちの未来が健康で幸せであるために、家庭科教師として、どのようなことをすべきかを改めて考えさせられました。今回、可能な限りブースを回って話を聞き、資料いただき、食に関する情報を得ることができました。まずは、持ち帰ったものを指導資料として活用できるように教材研究をして、食に関する指導や情報発信ができるようにしていきたいと考えています。
最後になりますが、有意義な2日間となりましたことを大変感謝しております。ありがとうございました。
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