| 今年の冬も雪が少なく、温暖化が身近に感じられるようになってきています。今後の水不足による、農作物への影響が心配されます。遅ればせながら、本県でも環境対策として、レジ袋の有料化などが始まりました。環境に配慮した謙虚な生活、節度ある暮らし方、個人ができることをする覚悟が求められています。未来の子供たちのために。 |
【 (財)福島県学校給食会理事会・評議員会報告 】
去る2月6日(金)に、本会の平成20年度第2回理事会・評議員会を開催し、平成21年度事業計画・予算等が審議のうえ承認されました。
なお、今後も学校給食における食育の推進を支援するため、独自に設置した委員会における食育に関する調査研究や関係する情報の収集・提供を積極的に行うとともに、学校給食管理システムの利用を促進するほか、教材等の貸出、食品検査の充実を図るなど、学校給食の普及充実事業をより一層強化してまいります。 |
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【 米飯モニター校実践事業報告会 】
2月9日(月)、福島県米消費拡大推進連絡会議から本会が委託を受けた「平成20年度米飯給食モニター校実践事業」の報告会を開催いたしました。
まず、本事業の経過説明の後、モニター校の福島市立杉妻小学校、会津若松市小金井地区学校給食センター、南相馬市立小高中学校から実践報告、取り組みの成果が発表されました。アンケートの感想・要望を紹介します。 |
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県農林水産部農産物流通課からは、「本事業は、マスコミにも大きく取り上げられ、望ましい学校給食の在り方や、地産地消の意義などについて県民を啓発する良い機会となった。日本型食生活と米の消費拡大への理解が深まった。」とのお話がありました。
なお、この事業は3年計画となっていることから、平成21年度へ向けての課題も話し合われました。
【 第3回学校給食用物資選定委員会開催報告 】
2月24日(火)、本会において開催いたしました。出席した11名の委員の方々に、平成21年度上期新規取扱物資の選定について等を、ご協議いただきました。
原料・産地・調理法・味・価格など様々な角度から、安全でより良質なものを、それぞれの立場で厳正にご審議いただき、その結果20品目中13品種(16品目)が、4月からの新規取扱物資として選定されました。選定品については、別紙でご案内いたしますので、是非ご利用いただき、ご意見ご感想をお聞かせください。
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【 全国栄養士協議会福島県支部自主研修会 】
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本会では、各種団体の方々にも施設をご利用していただいています。2月7日(土)、(社)全国栄養教諭・栄養職員協議会 福島県支部の、平成20年度第2回自主研修会が、本会において開催されました。県内各地から64名の出席があり、模擬授業「好ききらいなく食べよう」と、講師 福島市教育実践センター指導員 松浦芳孝氏による講義「学校における食に関する指導」がありました。その後、本会取扱物資を使った「ビーフカレー」「サラダ4種」「桃ゼリー」「鉄ワンワンゼリー」などを試食していただきました。 |


感染症予防の基本戦略は、「手洗いに始まって手洗いに終わる」と言われています。 手洗いする石けんは、普通のでも薬用であっても除菌効果に大きな違いはないと言われています。石けんの手洗いも過ぎると、皮膚常在菌まで除去し、皮膚の弱酸性は保てなくなり、皮膚が荒れて、逆にさまざまな好ましくない細菌が入り込むことになるので、頻繁に洗うなら十分な水洗いがベストとの考え方もあります。そこで、水洗いと石けんでの手洗いで、寒天培地を用いて細菌検査を実施しました。
結果は、十分な手洗いをしても、中程度の汚洗レベル判定だったので、今後の課題となりました。また、手指以外での検査も合わせて実施したところ、大腸菌などを検出しました。そのことで、清掃や食品販売にかかわる管理体制にも一石を投じることができました。
学校給食実施校でなくても、検査機器等の活用について、ご相談くださいとのお話をいただき、培養器の貸出や寒天培地を頂いて実施することができました。簡便な実験で、良い教材となりました。
会津若松市立小金井小学校 主任栄養技師 長嶺恵美子
去る、2月13日、杉妻会館にて平成20年度教育・文化関係特別功績者表彰式の席で、優秀教職員受賞者15名の1人として賞状をいただいて参りました。
この賞は、平成17年から始まり、学校教育活動において日々努力を積み重ね、福島県教育の充実に貢献した実績を認め、その功績に対してのものであるということです。記憶に新しい所では、会北中学校の前任の主任栄養技師 坂内幸子先生(現在は下郷中学校 栄養教諭)が学校栄養職員として初めて受賞されたことが思い出されます。
この度の私の受賞の理由として、郷土料理や季節、年中行事に関連した献立の実施、また食に関心を持ち健康や栄養を考えて食事ができる児童の育成、全国規模での実践発表や公開授業の実績があったということでした。
受賞のお話を伺ったとき、学校栄養職員として、当たり前のことを当たり前に仕事をしてきた自分がいただくことに、驚きと困惑がありました。食をめぐる様々な環境の中で、子どもたちの健やかな成長を願い、ふくしまっ子食育指針(食べる力、感謝の心、郷土心)を念頭に置き、私ができることにできる力を注いで仕事をしてきました。それが認められたことは、この上もない幸せなことですが、もっと受賞にふさわしい方がおられるのに、まだまだ私は未熟であるという思いでした。
受賞後、子どもたちや同僚の先生方、以前ご一緒した先生方々から多くの祝福の言葉をかけて頂き、あの時の驚きと困惑が、今は喜びと感謝の気持ちに変わりました。今は、ただただ、今まで私を支えて下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
この表彰は、私のエネルギーの源である子どもたちの笑顔や私を支えて下さった校長先生始め、本校職員、給食調理員、学校関係者、保護者、地域の方々のおかげであるとともに、たくさんのことを教えて下さった先輩方、同僚、後輩、職域を超えた栄養士の皆さんのおかげであると思います。
私は、この表彰を私個人というより、学校給食に携わってきた皆さんの代表という気持ちで受けて参りました。これを機に、これからも子どもを軸とし、学校給食を通した食育を推進し、自己研鑚して参りたいと思います。今後とも、皆さまのご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
「二本松市の郷土食・伝統食を食べよう!」の日
二本松市教育委員会 教育総務課 管理栄養士 川本輝子
二本松市では、市内の各学校給食センター、各自校給食の学校栄養職員と連携を図り、平成21年1月24日〜30日の全国学校給食週間にちなみ、1月28日に「二本松市の郷土食・伝統食を食べよう!」の日を設け、市内の小・中学校30校全校と安達、岩代、東和地域の幼稚園11園の統一給食を実施しました。二本松市の気候・風土にはぐくまれ昔から伝えられてきた郷土食・伝統食を味わい、長い時間をかけて地域や家庭で代々受けつがれてきた料理を知り、食文化を伝えていくこと、食材に対する思いや食べ物が口に入るまでの栽培、飼育、調理などたくさんの人々の関わりがあり、毎日の食事に感謝できることなどを大きな目標としました。
日常の献立に和食を多く取入れていることから、全体的に抵抗なく食べることができたようです。郷土料理には、地域の特産物を無駄なく生かした料理法も文化の伝承として託されています。生活の知恵の詰まった郷土食、伝統食を味わう体験を積み重ねることができるよう、引き続き継続し実施していきたいと考えます。
アンケートから見る児童・生徒の反応
・きょうの給食はおいしかったですか?
| おいしかった |
52% |
ふつう |
45% |
おいしくなかった |
3% |
・いつもの給食とくらべて、どのくらい食べられましたか?
| 多く食べられた |
12% |
同じくらい食べられた |
83% |
いつもより残した |
5% |
・ざくざく煮など、家で食べるときがありますか?
| よく食べる |
15% |
ときどき食べる |
47% |
あまり食べない |
38% |
・これからも二本松市内の色々な伝統色を食べてみたいですか?
| 食べたい |
36% |
ときどき食べてみたい |
57% |
食べたくない |
7% |

白河大信学校給食センター 主任栄養技師 近内千由里
白河大信学校給食センターでは1月24日から30日までの学校給食週間を記念して、「みちのくシリーズ」と題して東北地方の郷土料理、その土地の産物で有名な食材を使用して給食を実施しました。
<実施した給食>
26日(月)青森県
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27日(火)岩手県 |
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ごはん
牛乳
マグロのみそ焼き ホタテサラダ けの汁 りんご |
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ごはん 牛乳
豚肉の南部揚げ ひじきの炒め煮 ひっつみ
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28日(水)山形県
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29日(木)秋田県 |
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ごはん 牛乳
タラの薬味焼き だだちゃ豆のサラダ いも煮 ラ・フランスゼリー |
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ごはん 牛乳
鶏肉のごま焼き ぜんまいの炒め煮 だまこ汁
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30日(金)宮城県
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コッペパン 牛乳
ブルーベリージャム 笹かまの2色揚げ ふかひれスープ ヨーグルトあえ |
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幼稚園、各小中学校でも「みちのくシリーズ」を楽しみにしていたようで、各学校に行って子どもたちの様子を見ると「隣の県ではこれが有名なんだ」とか、「だまこはお餅みたいでおいしい」「これが昔から食べていた料理なんだ」など、楽しんだり、関心しながら食べていました。
調理員も記念献立をおいしくするための調理をじっくりと話し合い、一つ一つの献立に心を込めながら調理工程を考えて、実施してくれました。
今回、他県の郷土料理を実施しましたが、他県の郷土料理を食べることにより、地元の郷土料理にも関心を持ってくれたようでした。

1年間を振り返って
津島地区学校給食共同調理場
栄養技師 佐藤悠紀
この1年間、食とその安全確保の大切さを実感するとともに、献立作成に四苦八苦して活動してきました。その中で、バイキング給食・マイ弁当日の実施・テーブルマナー給食等を行い、楽しみながら児童・生徒と一緒に学ぶことができ、また、いろんな方と知り合い交流をもてたことに感謝しています。特に今年度は、所属している津島中学校の先生方とともに「やらされている意識から、自ら取り組む姿勢への変革」を目指した取り組みを展開してきました。その中で、子どもたちの将来のたくましい自立に向けた取り組みとして「生活向上5つのポイント」を設定し、食に関しては「目覚めの五品朝ごはん」をスローガンに、朝食(食)の大切さを各家庭に認識してもらい実践を進めてきました。その結果、朝食抜きの生徒が無くなりました。すごく嬉しいことです。
その他、月1回の給食だより・週1回発行の食育だより「いきいき」を通し、食に関する情報や学校での出来事などを各家庭に提供してきました。また、「正しい箸の持ち方」や「6つの栄養食品群」などを各家庭に掲示してもらうように配布してきました。さらに、毎回テーマを決めてのマイ弁当日(年3回実施)では、「マイ弁当日学習カード」に記入してもらい、それを掲示しました。掲示することによって生徒の意識付けがされ1回目より2回目と回を重ねる毎に自分の弁当は自分で作るという自立心が芽生えてきたように思います。今年度最後の給食行事として全校生・全職員でのテーブルマナー給食を行いました。生徒43名と少ないので、全校生・全職員で体験できたことは素晴らしいことだと思います。今後も生徒・職員は勿論ですが、保護者の皆さまの参加する場を設けテーブルマナー等実施できれば、家庭での食に関する会話・コミュニケーションを図ることができ、また、保護者の皆さまに食の大切さへの理解を深めていただけるのではないかと思っています。
今まで体験したことを無駄にすることなく、今後も子ども達に喜んでもらえる献立作成、「食」の大切さを伝えていけたらと思っています。
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