財団法人福島県学校給食会
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給食会だより
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給食会だより 2009年 1月号
ホームページアドレス http://www.fgk.or.jp/
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
地産地消の日本型食生活が見直され、定着しつつあります。学校給食が、日本人の将来の健康に繋がっていることを思わずにはいられません。よりよい学校給食になるように頑張りましょう。

  新年のご挨拶                   常務理事兼事務局長 大橋昭夫

 新年あけましておめでとうございます。皆様方には輝ける年を迎えられたことと、お慶びを申し上げます。
 近年、子どもたちの心身の健康問題がクローズアップされる中、「生きる力」の醸成が打ち出され、食育の観点から学校給食の目標が見直されました。具体的には、食に関する適切な判断力の養成、伝統的な食文化の理解、食を通じた生命・自然を尊重する態度の涵養等です。また栄養教諭の専門性を活かし、食に関する全体計画の策定、地場産物の活用等、学校給食を通じた食に関する実践的な指導や管理の推進等を図ること。これらをねらいとして学校給食法の一部が改正され、本年4月から施行されます。「生きた教材」として活用される学校給食が食育を推進するうえで重要な役割を担うものとして大いに期待されているところです。本会といたしましても、皆様方のご支援・ご協力を頂きながら、本会のパフォーマンスを発揮しつつ、食育事業への支援、地産地消への積極的な関わり等、学校給食の使命の達成に向けて努力してまいりたいと考えております。
 ところで昨年は、食品に係わる様々な事件・事故が多数発生し、「食の安全・安心」が強く意識された年となりました。本会で取扱った物資においても、「事故米混入の疑いがある食品」があり、回収及び供給停止を行うなど、関係の皆様方に大変なご心配、ご迷惑をおかけしました。重ねて心からお詫び申し上げます。本会の存立意義を十分に認識し、今後とも商品管理により一層の注意を払い、「安全・安心」な物資の供給に努めてまいります。
 本会の公益法人化については、法律の改正により、昨年12月から「特例民法法人」へ移行しましたが、取扱等はこれまでと何ら変わりはありません。今後、平成25年11月までに「公益財団法人」格を取得することを目指し事務局内で検討に入っております。
 この一年、「元気・勇気・ヤル気」をモットーに職員一同、学校給食充実のために一生懸命頑張ります。
 新しい年も宜しくお願いいたします。

 12月3日(水)、県酪農業協同組合婦人部「やまびこ会」主催で「牛乳・乳製品を使った子供のおやつコンクール」が本会を会場に開催され、本会の大橋常務理事も審査員として参加しました。地域の皆さんに、本会施設を利用していただき、知っていただく良い機会となりました。最優秀賞を受賞した同組合の浜支所の「しっとり美味しいいも・蒸しケーキ」を紹介します。簡単・短時間に、こんなおいしいものができると驚きの一品です。親子料理教室などで喜ばれること請け合いのレシピです。

蒸しケーキ材料

さつまいも(皮むき) 

350g

砂糖           

80g

卵              

2個

生クリーム       

40g

バター           

40g

作り方
1 さつまいもは1cm厚さの輪切りにし水にさらす。軟らかく茹で、
  汁を切りマッシャーなどでつぶす。
2 1に砂糖、卵黄、生クリーム、溶かしバターを加えてなめらかに
  なるように混ぜる。
3 別の容器に卵白を入れ、角がたつまで泡立てる。
4 2に3を入れて、さっくりと混ぜ合わせる
5 型にいれて、電子レンジ(強)に10分かける。
   紫さつまいもでも同じく作り、盛り合わせると引き立つ

【 第2回米飯給食モニター校実践事業試食会を開催しました 】

 福島県米消費拡大推進連絡会議から本会が委託を受けた「米飯給食モニター校実践事業」の第2回試食会が、12月8日(月)、県内3地区、4校の小中学校を会場に、実施されました。試食会に先立ち、生産者の方々との交流授業が行われ、生産者、保護者の方々を交え和やかな雰囲気での試食会となりました。保護者の方からは、生産者の顔が見える地元産食材の給食は大変おいしいと好評でした。
 本会開発商品の「もち米肉だんご」は、県産原料で作られており、素材の良さがおいしさの大きな要素のひとつになっています。「もち米肉だんご」は、通常蒸しますが、今回は揚げて調理し、甘辛のあんをかけました。

地区

福島市

会津若松市

南相馬市

学校名

福島市立杉妻小学校

会津若松市立小金井小学校
会津若松市立第四中学校
(小金井学校給食センター)

南相馬市立小高中学校

献立名

新米ごはん
福島あったか汁(具だくさん味噌汁)
もち米肉団子のおこげ揚ブロッコリーのサラダ
りんご
牛乳

紹紫黒米ごはん
打ち豆と芋がらの味噌汁
肉団子のおこげ揚げ
ヤーコンと会津豚のサラダ
会津産りんご
牛乳

新米ごはん
福島たっぽし汁(具だくさん味噌汁)
もち米肉団子のあんかけ
蓮根とブロッコリーのサラダ
りんご
牛乳

県産使用食材

米(福島市産コシヒカリ)
もち米肉だんご、人参、
チンゲンサイ、生しいたけ
ブロッコリー、キャベツ、
ハム、豚肉、里芋、
凍み豆腐、大根、白菜、長ねぎ、味噌、柚子、
福島市産りんご、牛乳

米(会津若松市産ひとめぼれ)、
紫黒米、もち米肉団子
乾しいたけ、豚肉、ヤーコン、
水菜、人参、卵、地酒、打ち豆、
芋がら、大根、小松菜、長ねぎ、
会津若松市産味噌、
会津若松市産りんご、
牛乳

米(旧小高町産コシヒカリ)、
もち米肉団子、人参、玉葱、
鶏挽肉、蓮根、ブロッコリー、
キャベツ、胡瓜、豚肉、里芋、
凍み豆腐、大根、ごぼう、
乾しいたけ、長ねぎ、
南相馬市産味噌、
りんご、  牛乳



平成20年12月4日(木)

 本会の、「食育に関する調査研究会」委員17名が、仙台市野村学校給食センターを視察しました。当センターは泉区の野村地区にPFI手法(※)により整備された施設です。本年4月より、泉区内小学校18校、中学校8校に対し毎日約10,000食の学校給食を提供するほか、食物アレルギー対応専用調理室を備えた施設として、食物アレルギーを持つ児童生徒へ対応食の提供をしています。センター視察に先立ち、午前はセンターの受配校である、仙台市立鶴が丘小学校で学校栄養職員、板垣敦子先生の授業、「食事の計画を立てよう」(6年家庭科)を参観させていただきました。

 アレルギー専用調理室ばかりでなく、アレルギー物質検出の検査室など備えており、その充実ぶりには、参加者から驚きの声が上がりました。しかし、アレルギー児が普通食を食べるという、先日報道された事故のこともお話があり、児童・生徒の口に入るまで、気を抜くことなく対処しなくてはならないのだと、改めて強く感じました。

食物アレルギー対応食実施基準
@医師の診断検査により、食物アレルギーと診断されていること。
Aアレルゲン(原因食品)が特定されており、医師からも食事療法を指示されていること。
B家庭でも原因食品の除去を行うなど、食事療法を行っていること。
対応(除去)している原因食品
卵、乳、そば、落花生、えび、かに、いか、さけ、さば、いくら、あわび、牛肉、鶏肉、豚肉、大豆、まつたけ、山芋、くるみ、キウイフルーツ、オレンジ、もも、りんご、バナナ、ゼラチン、種実類

※ PFI手法とはプライベート・ファイナンス・イニシアィブのことで、公共施設の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法です。国や公共団体等が直接実施するよりも、効率的かつ効果的に公共サービスを提供できる事業といわれています。
 この手法は学校給食や病院、図書館、刑務所などで、近年急速に広まってきていますが、この手法で始めた病院が、高額の違約金を払って、契約を白紙に戻したことなども報道されており、これからの評価が待たれるところです。


福島市北部学校給食センター
主任栄養技師 渡邊 郁子
主任栄養技師 高野佐智子

 = 給食センター新聞発行 =
 本センターでは今年度から新しく、「きゅうしょくセンターしんぶん」を書いています。毎月配っている献立表や給食だよりとは別に、すべて手書きで、絵をたくさん使うように工夫しています。学校と給食センターが離れているため、どうやって給食がつくられているのか想像しにくいと思い、発行することにしました。内容は、給食センターで働く人やセンターならではの器具について、栄養だけではない食べもののお話や、給食の感想についてなどです。
 学校では、配膳室やクラスに掲示をしたり、時には個人個人に配付したりして活用していただいています。難しくなく、簡単でおもしろい新聞づくりを心がけています。それでも、書いていて難しいなと感じたことは、受配校すべてに配っているため、小学1年生から中学3年生まで幅広い学年にわかってもらえる内容にしなければならないことです。表現が難しい内容もありますが、センターの中を見せることができないので、センターのことをもっと知ってもらうためにもこれからもどんどん書いていきたいと思います。
          =TTでの家庭科授業=
 今年度初挑戦だったことは、中学校での家庭科の授業にお邪魔したことです。バランスの良い食生活と題して、栄養の専門家としての観点から話をする時間をいただきました。食事をとることの意味として、「栄養を摂る」だけではなく、「家族や友達とコミュニケーションをとる」という役割もあることを伝え、さらに、現代の食の問題としての「こ」食(孤、個、粉、固、小、濃)についてクイズをまじえて生徒と考えました。また、和食の良さを見直すために、グループでの話し合いの時間を設け、栄養素(3色(6群)のバランス、食物繊維など)や、日本ならではの食材(豆製品、海産物など)、料理法(手間、だしなど)について、日本食の長所を発表しました。初めての中学生の授業だったので伝えたいことが山ほどあって、時間が足りなくなってしまったため、今後はより精選して取り組んでいきたいと思いました。
      =”親子のつどい”でのセンター紹介=
 福島市立平野小学校で、親子のつどいの時間があり、日頃見ることができない給食センターの内部について話をしてきました。栄養士二人でキャスターやリポーターとしての役割を分担し、働いている人の写真や動画も活用しました。また、食べ物クイズを交えて児童や保護者の方々も楽しく学べる内容にしました。子どもたちの反応もよく、楽しく学べたと感じています。

 学校とセンターの距離があるため、学校になかなか行けていないことが現状です。来年度はもっと学校に行き、子どもたちとふれあいながら一口給食指導や栄養指導をしていきたいと思っています。


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