財団法人福島県学校給食会
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給食会だより
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給食会だより 2008年 11月号
ホームページアドレス http://www.fgk.or.jp/
 だんだんと寒さが厳しくなってきましたね。来月はクリスマスです。当会でも、たくさんのクリスマス商品を取り扱っておりますので、ぜひご利用ください。
【 第1回米飯給食モニター校実践事業試食を開催しました 】
 去る、10月8日、食習慣形成の重要な時期にある児童・生徒に対し、地元産食材を通した食育、ご飯を中心とした栄養バランスに優れた日本型食生活、県産の農林水産物の消費拡大を目的とし、福島県米消費拡大推進連絡協議会からの委託事業である米飯給食モニター校実践事業「地産地消型米飯給食試食会」を県内の小中学校4校(福島市立杉妻小学校、会津若松市立小金井小学校、同市立第四中学校及び南相馬市立小高中学校)において実施しました。
 福島市立杉妻小学校には、佐藤雄平知事、野地陽一県教育長(当会会長)が訪れ、子供たちと一緒に県産農林水産物をふんだんに使用した米飯給食を食べていただきました。
 当日の献立は、「七穀米ご飯(県産七穀ブレンドを使用した当会開発商品。)」、「さんまのおろし煮(小名浜で水揚げされたさんま及び南相馬市産大根を使用した当会開発商品。)」、「地元野菜のじゅうねん和え(当会開発商品のえごまペーストを使用。)」、「豚汁」、「地元産果物」、「牛乳」という内容で、子供たちにも大好評でした。
 4校それぞれにおいて、試食会に先立ち児童・生徒と生産者との交流会が開かれ、命を支える食と農についての理解を深めることができました。
 なお、本事業については、第2回目を今年の12月8日に当会開発物資である「もち米肉団子」(県産もち米、県産紫黒米、県産牛肉及び県産豚肉を使用。)を取り入れて実施する予定です。
10月8日(水)
12月8日(月)

平成20年度米飯給食モニター校実践事業モデルメニュー
試食開催日 10月8日(水) 12月8日(月)
1 主食 七穀米ごはん
七穀米、米
ごはん
新米
2 主菜 サンマのおろし煮
さんまのおろし煮
おこげあげ
もち米肉団子、しいたけ、にんじん、チンゲンサイ
3 副菜 地元やさいのえごま和え
ほうれん草、もやし、にんじん、えごまペースト
ブロッコリーサラダ
・ブロッコリー、パプリカ赤、黄、ごまドレッシング
4 汁もの 福豚汁
豚肉じゃがいもごぼうたまねぎ、にんじん、豆腐、みそを使用する。
福島たっぽし汁
さといも、だいこん、ねぎ、油揚げ凍み豆腐青さのり、みそを使用する。
5 デザート、その他 福島県産巨峰シャーベット りんご
6 牛乳 牛乳 牛乳


《県産品使用率》 9品目/16品目(56%) 7品目/18品目(38%)
字の部分です。 福島県学校給食会取り扱い商品で実施した場合の割合
《福島県学校給食会取り扱い商品》
(福島県産)*赤字
七穀米 ・米 ・さんまのおろし煮 ・えごまペースト・豚肉・冷凍豆腐・みそ・巨峰シャーベット・もち米肉団子 ・干ししいたけ ・冷凍さといも ・青さのり ・塩

(県産品以外の当会商品)*下線部
・冷凍ほうれん草・じゃがいも・冷凍ごぼう・たまねぎ ・冷凍チンゲン菜 ・冷凍ブロッコリー・ごまドレッシング・油揚げ・凍み豆腐・アップルシャーベット・しょうゆ ・酢 ・砂糖




本会取扱物資のうち、冷凍野菜17品目、冷凍果物1品目及び常温品7品目の計25品目の残留農薬検出検査を外部の検査機関に依頼し、1品目につき100項目の検査を行いました。その結果につきましては、次のとおりです。

 残留農薬検査100項目について、未検出である物資(23品目)
    冷凍ブロッコリー(エクアドル産)、   冷凍グリーンアスパラ (チリ産)、
    冷凍たけのこ短冊 (中国産)、   冷凍たけのこ千切(中国産)、
    冷凍さやいんげんS(中国産)、   冷凍カットいんげん(ニュージーランド産)、
    冷凍カットインゲン(国産)、   冷凍ホワイトマッシュルーム(中国産)、
    冷凍里芋(中国産)、   水煮ぜんまい(中国産)、
    水煮山菜ミックス(中国産)、   レンコン水煮スライス(中国産)、
    レトルトマッシュルーム(中国産)、   冷凍ほうれん草(根付)(国産)、
    冷凍ほうれん草(カット)(国産)、   冷凍脱水ほうれん草(カット)(国産)、
    冷凍小松菜(カット)(国産)、   冷凍ホールコーン(国産)、
    冷凍ライチ(中国産)、   干ししいたけスライス(中国産)
    冷凍むき枝豆(中国産)、   冷凍きぬさや(中国産)、
      水煮しめじ(中国産)
 残留農薬検査100項目について、99項目は未検出であるが、1項目については、基準値以下の検出が確認された物資(1品目)

 洗浄きくらげ(中国産)
 残留農薬検査100項目について、98項目は未検出であるが、2項目については、基準値以下の検出が確認された物資(1品目)

  冷凍脱水小松菜(カット)(国産)
(注)  2及び3の物資については、基準値以下の検出が確認された内容を製造業者に報告し、 改善を促すことといたします。



  矢吹町立矢吹小学校
栄養技師 山田香織

 矢吹小学校では、毎年、学校給食会からお借りしたテーブルマナー食器を利用して、テーブルマナー給食を実施しています。今年度は、小学校全体の課題のひとつである食事のマナーにより重点をおいた指導ができるようにと、これまでの「テーブルマナー給食」から「マナー教室」へと名前を変え、洋食器を使用したときのナイフやフォークの使い方に加えて、普段の給食や食事のときにも気をつけていきたい、姿勢や食べるはやさにもポイントをおいて説明をしました。いつもと違う雰囲気の中、少し緊張しながらも、食べ方を学んで楽しく食べる児童の様子が見てとれました。テーブルの準備と配膳には、町内の食生活改善推進員の方々にご協力をいただきました。
 「マナー教室」の他に、ランチルームを活用したバイキング給食、交流給食も実施しています。そのうちの交流給食は、給食委員会の児童が中心となって進めているものです。上学年と下学年の交流の場のひとつになっています。会食の途中では、給食委員が考えた「食べ物に関するクイズ」を出題して、盛り上がりをみせていました。交流給食は、今年度中にもう一度行う予定でいます。
 給食委員児童の積極的な意見もあり、昨年度以上に委員会活動を活用した、食に関する指導を行っているところです。前期には、給食のマナーを示したポスター作りや好き嫌い調査を実施し、後期には、全校朝の会での発表や残菜調査を予定しています。今後も、子どもたち自身から出される意見を十分に活用した食の指導を進めていきたいと思っています。


       「学校訪問」をして思うこと

                     県中教育事務所 指導主事 泉 政子

 朝、「よっしゃー!」と気合いを入れて学校訪問に向かいます。私は、食育部分を担当します。学校や調理場を訪問して、「すばらしい!」と思ったこと、「う〜ん、だいじょうぶかなぁ?」と思ったことなどがたくさんあります。
<すばらしいと思ったこと>
  ・献立表には「家で摂りたい食品」や「給食センターからのメッセージ」な
   どを入れ、家庭との連携をより図ろうとしている。
  ・「食材の鮮度はどうか、産地は発注通りか」など、検収をマンネリ化する
   ことなくきちんと行い、不的確な場合は返品するなどの適切な対応をし
   ている。
  ・養護教諭や学校栄養職員が担任との息のあったすばらしい食育の授業をしている。
<お願いしたいこと>
  ・手指の消毒をして調理作業を行ってほしい。
  ・給食を長時間廊下に放置しないでほしい。
  ・学活等の授業の中に、もっと子ども同士が学び合う内容を取り入れてはどうだろうか。
   等々
 私は、子どもたちのために、現在の立場でできる最大限の努力をするつもりです。「今日もチャレンジ!」「明日もチャレンジ!」



「学び続ける栄養教諭として…」

                                     県中教育事務所 指導主事 武藤 真紀

 教育事務所で指導主事(食育担当)の職名のもと、学校訪問で、食育推進状況調査、学校給食施設状況調査を実施しています。栄養職員が配置されていない自校給食校においては、十分な衛生管理のもと、学校給食が実施されるように、作業工程の確認、帳簿の整理等のアドバイスをしています。また、食育部会を設けていただき、各学校で食育全体計画が作成され、食育推進コーディネーターを中心に食育が推進されるよう、関係職員とともに考え、よりよい方向を示唆しています。学校訪問で助言するために、私自身も衛生管理、食育について確認し、勉強しています。「食育推進モデル地域事業」では、滝根学校給食センターと受配校の協力を頂き、各学校で推進している食育を連携して進めています。
 食育推進のため、各学校の課題を把握しその解決のために食育全体計画をしっかりと作成し、全職員で取り組んでほしいと思います。私も、よきアドバイスができるよう、学ぶ姿勢を忘れずに、自己研鑽に努めたいと思います。


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