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新学期をむかえ、抱負も新たにスタートしていることと思います。1歩
ずつ前にすすんでいきたいですね。 |
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【 本会職員異動紹介 】

ご挨拶
財団法人福島県学校給食会
事務局長 大橋 昭夫
この四月からお世話になりました。前職は県職員です。県教育庁には、二回にわたり通算五年勤務させて頂きました。特に2度目(平成九、十年度)の時は、「栄養士を教壇へ」との気運が高まり「栄養教諭」創設のお話が出始めた頃と記憶しております。その後この制度は実現され、その必要性が実証されました。
さて、今日の「食」を取り巻く環境を「資源」として、あるいは「文化」としてどう捉え継承されるべきなのか。学校教育の一つとして「食育」の重要性は益々大きくなっていくものと思われます。
折しも公益法人制度改革が進められまもなく関係法令が施行されると聞きます。本会が「公益財団法人」として認定を受け、今後とも「学校給食」事業に貢献出来ることが当面の課題だと考えます。県、関係機関そして職員の皆様方のお力添えをいただき微力ではありますが精一杯努力し、与えられた職責を果たしたいと思っております。よろしくお願い致します。
栄養技師 中島 こふみ
今回、前任の本田優子に代わり、中島こふみ(前任地:鮫川村学校給食センター)が勤めさせていただくことになりました。新しい環境の中、不安もありますが、心機一転がんばりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【 平成20年度行事予定について 】
| 予定 日時 |
実施予定 |
内容・講師等 |
摘要 |
| 7/23,24 |
学校給食衛生講習会 (場所:福島県学校給食会) |
講話 未 定
講師 日本スポーツ振興センター
衛生管理室 峯田先生 |
出席者調理員 100名 |
| 7/31,8/1 |
全国学校栄養職員研究大会 (場所:福岡県久留米市) |
未 定 |
派遣者
6名 |
| 9/9,10 |
学校給食衛生検査技術講習会 (場所:福島県学校給食会) |
講話 未 定
講師 日本スポーツ振興センター
衛生管理室 峯田先生 |
出席者 40名 |
| 11月予定 |
学校栄養職員研修会 (場所:福島県学校給食会) |
講話 未 定 講師 未 定 |
出席者 120名 |
| 11/13,14 |
全国学校給食研究協議会 (場所:長崎県島原市) |
未 定 |
派遣者 7名 |
*そのほかの研修会等も予定しております。

大戸地区学校給食センター
1.平成19年度食育推進モデル地域事業の指定を受けて
児童生徒の食生活に関する実態を分析し、課題を洗い出しました。2度の調査から運動量が食習慣や生活習慣に大きく影響してくることや、野菜の摂取が少ないことなどが明らかになりました。
そこで、体育主任と連携して発達段階に応じた食育(根底には生活習慣病の予防)の授業を全学年で実践しました。
中学校では総合的な学習の時間において地域の教育力を生かした授業を進め、全校生徒でもち米を作り収穫し、文化祭でみんなに振る舞いました。また、家庭科では生徒の祖母を講師に迎え、『こづゆ』『笹巻き』を作り、郷土に伝わる料理を理解し味わうことができました。
小学校の5年の家庭科では『昔から伝わる会津の正月料理』を郷土料理研究家の先生をお招きして、正月料理の持つ意義や作り方、昔の人の知恵を学び、味わい料理する楽しさを実感しました。その他、3・4年生を中心に親子体験ツアーやスーパマーケット食育体験ツアーにも参加し、梨狩りや買い物などの体験を通して、食の流通を楽しく学びました。
2.生きた教材としての学校給食〜
食体験の場を多く設定する
毎週テーマを設定して献立表を作成しました。
第1週〜郷土料理に親しもう
現代の子どもたちは味の幅が狭い、こどもの好みに合わないだろうと、決めつけるのではなく味覚を発達させるためにも季節の味、郷土の味を味わう意義は大きいものがあります。
気候風土に合った郷土料理は、郷土を理解し郷土愛をも育むものとなりました。回数を重ねることで味に慣れ、「おいしい」と言われるようになり、子どもたちから若い親さんたちへ日本の味の伝承へと繋がっていけば良いと思っています。
第2週〜体に優しい大戸産野菜の日
本年度は生産者を取材し、顔写真と野菜や農場の栽培のようすなどを写真に撮り掲示用に作成して、小・中学校に紹介しました。
その後、地元の野菜が身近に感じられ、安全・安心で新鮮なおいしい野菜を作ってくださる方との交流試食会は、話が弾むようになりました。
第3週〜お誕生日おめでとう献立(小学校のみ)
誕生月の児童を集め、献立を考えさせたので実施日を楽しみに待っています。好きなものを選ぶ中にも基本として主食・主菜・副菜・デザートを考えて献立を立てるようアドバイスをしました。この献立作成はバランスの良い1食を意識化できて好評でした。これが、3月の卒業生希望献立にも影響し、嗜好のみ優先させることはなくなりました。
第4週〜洋食テーブルマナーを体験しよう(中学校のみ)
体験から得る自信をつけさせたいと中学校で取り入れたのですが給食時間が短いので、2学期いっぱいで終了することになってしまいました。 しかし、半分以上の生徒が将来役に立つと感じていました。余裕を持った事前指導が大切であることと場所
の設定が大きな反省点となりました。
3.おわりに
1年間を通して思うことは、指定を受けたことによって、小・中学校の全職員が『食育の大切さ』を意識できたことと、子どもたちに『食体験の場』を多く設定できたことです。
会津教育事務所のご指導とご配慮に感謝します。
玉川村学校給食西部共同調理場 十文字 朝子
平成20年度給食費を算定するにあたり、今までになく食品業界も大変厳しい状況を迎え、その影響で平成19年度同様の内容で実施するには値上げせざるを得ません。
当共同調理場においては、保護者の給食費負担の軽減も考慮し、主食・牛乳代の値上がり相当分の値上げをし、副食代については、据え置きとし、栄養士の創意と工夫で対応することとしました。
そこで、給食に対する子ども達の興味・関心を高める献立の工夫として「のりのり給食」を月1回「お結び」にかけて月末に行うことにしました。試行的に3月に実施してみたところ、子ども達は、めいめいにおにぎり・手巻き・細巻き等と工夫して作り、楽しみながら食べていました。ご飯を残しがちの低学年も、この日ばかりは自作の手巻きおにぎりをすっかり平らげることができました。
学級担任からは、「近頃では自分でおにぎりを作ったことがない児童も増えているようなので、この取り組みは子ども達にとって大変良い経験になった。」「子ども達が、もっと時間をかけて工夫しながら取り組むことができるように、給食時間を延長してはどうか。」などの意見が寄せられました。
普段の給食と違い、「自分なりに工夫し、楽しみながら食べられる」とのことから、各学級担任の反応もよく、次年度より定期的な実施は可能となりました。平成20年度から実施するにあたり、「生きた教材」として活用するには、子ども達の反応や実態を十分把握し、学校との連携を密にし、さらに、改善・工夫をしながら安全・衛生面の配慮、食育推進から具体的な取り組みをしていきます。
郡山市立田母神小学校 養護教諭 野地多美恵
全校生でのテーブルマナー給食も5年目(5回目)を迎えました。今年は、ナイフとフォーク等を使って、テーブルマナーを身につけることや、レストランなどで食事する雰囲気を味わい、楽しく食事をすることを目的に、2月4日に実施しました。
本校は、1・2年生が単式、3・4年生、5・6年生が複式の4学級で、児童数41名、教職員11名の小規模校です。毎月お誕生ふれあい給食を実施していることもあり、全員そろっての食事には慣れています。この日は、レストランTAMOKAMI(ふれあいの部屋)に集まり、7つのテーブルに分かれての食事です。
テーブルマナー給食を実施するにあたっては、教職員で打合せを行い、料理を食べる時をイメージして、必要なマナーや予想される問題点を洗い出し、教えるべき内容を検討しました。また、給食会から頂いた資料を参考に、テーブルマナー学習資料を作成し、それを基に、各学級で学年に応じた事前指導を行いました。当日は校長が、今日のメニューにあわせた食べ方を指導し、さらに、各テーブルに配置された教職員が児童の指導にあたりました。食器等は、給食会から借用し、各自ナプキンを準備しました。さらに、テーブルの上には、紙製のランチョンマットを敷き、少しでも雰囲気を味わえるようにしました。配膳は、5・6年生に協力してもらい、献立の絵図をもとに各テーブル毎に準備しました。メインディッシュのたらのマヨネーズ焼きは、舟型ホイルでの調理となり、ナイフとフォークを使っての食事がしにくい状態でしたが、きちんと指導をすることによって、児童も工夫しながら食事をすることができました。
本格的なテーブルマナーには程遠いのですが、一生懸命取り組む姿や楽しく食事をする姿が見られ、とても良い体験になったと感じています。
今後は、レストランTAMOKAMIの装飾に季節感を取り入れ、雰囲気作りにも力を注ぎ、児童が楽しみにしているテーブルマナー給食を盛り上げていきたいと思います。

〜健康で生き生きとした生活を送ることをめざして〜
石川小学校 学校栄養職員 福田 和子
石川小学校は、福島県中通りの南部に位置した児童数493名の小学校です。食育では「生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送ることをめざし、正しい食事の在り方や望ましい食習慣を身に付ける子どもを育てる」ことを目標に実践に努めているところです。今回はその取り組みを紹介させていただきます。
1 給食での実践
(1)献立について
食育の年間指導計画をもとに、教科の単元に添った内容で子どもたちの学びにつながり、支援できるような献立の作成に努力しているところです。
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(2)献立だより「いただきます」について
給食の目標、マナー、献立への思いや願い、関連教科の内容などを記載し、各クラスで活用できるように配布しています。又、給食時間に委員会児童
による放送も行っています。
(3)給食時間訪問
給食時間に栄養職員が教室を訪問し食事のマナーなどの支援を行っています。 |
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2 関連教科等での実践
(1)授業について
各教科のどの単元が食育に係われるのか、食育の年間指導計画を作成しています。栄養職員とのティームティーチングを位置づけ実践しています。
(2)児童会活動
5・6年生の活動である給食委員会では、献立だよりの放送、各階の下膳の手伝いを行っています。又、低学年へ食事のマナーを教える企画を行い、はしの持ち方、食器の正しい置き方を学んでいます。はし使いの練習として豆つかみを行い、人に教えられるようになろうと毎年練習し、実施しています。
3 地域・家庭との連携
(1)試食会
オープンウイーク期間中試食会を行い、なるべく多くの保護者の方々に参加して頂けるようにしています。
今年度は栽培活動で育てたサツマイモを使った料理を実施しました。教室で一緒に試食することで子どもの様子や、給食について知っていただく機会としています。
(2)給食だより
今月の給食の目標、献立の紹介を記載しています。
学校給食週間では石川町の特産品をつかった料理・朝食の料理・郷土料理を募集し、応募頂いた料理を給食で実施しました。又、次号の給食だよりにのせ各家庭に紹介しました。
4 今後の課題
石川小学校では、健康教育委員会という組織をあげて食育を推進しています。今年度行ったアンケートでは、朝起きてから朝食までの時間が短いこと、朝の排便習慣が少ないこと、高学年では、多くの子どもが疲れると感じていることが出されました。食育という教科はありませんが、各教科等と関連づける事で何らかの効果が得られるのではと試行錯誤を続けているところです。又、食事については各家庭の生活習慣が大きく関わるため、家庭、地域との連携を深めるためにどのように進めていくべきかが大きな課題と考えています。
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