財団法人福島県学校給食会
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給食会だより
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給食会だより 2007年 10月号
ホームページアドレス http://www.fgk.or.jp/
 食欲の秋、スポーツの秋。この機会に、生涯にわたって健康な体作りが無理なく楽しくできるように、食事とスポーツについて見直してみてはいかがでしょうか。
【  食育推進フォーラム「食と健康を考える集い」  】
 県内から学校関係者、保護者、食や健康に関する関係機関・団体など約900名が集い、学校における食育推進の方策について意見を交わしました。開会式では、野地陽一県教育長があいさつし、米食にちなんだ「おにぎりの歌」などに合わせて幼稚園児約60名がダンスを披露しました。
 全体会においては、栄養教諭が各モデル地域での「朝食欠食率ゼロ週間運動」「食育体験ツアー」について実践報告しました。その後、東海大学体育学部教授小澤治夫氏が「子どもの健康と食生活」と題して公演し、学力や体力の向上には、食事も含めた正しい生活習慣が欠かせないことを訴えました。また、シンポジウムにおいては、「子どもたちの『食の自立』に向けた食育の推進」をテーマに、小学校長会長の清野要氏ら4名が各自の実践内容を紹介し、食育の推進のための学校、家庭、地域の連携のあり方等について意見を交わしました。更に各ホールにおいては、食や健康に関する関係機関・団体による食育体験ブースが設けられました。
 本会は「食と給食」をテーマに、学校給食の歴史がわかる年代別給食献立パネルや食育関連ビデオ、教育指導用教材(フードモデル)等を展示しました。これらの教材については、今後学校をはじめ関係団体におきまして、食育の指導を進める上でぜひご利用いただければと思っております。
 更には、地場産物を活用した加工品の試食コーナー、衛生検査実演コーナーを設置し、当財団における日常の取り組み状況のご案内やご理解を深めていただけるように、体験をしていただきました。



【  平成19年度学校給食優良団体・功労者表彰式開催  】
 9月18日、杉妻会館において表彰式を開催しました。
 この表彰は、学校給食の実施内容が優良で、他の模範となる学校及び学校給食共同調理場、並びに学校給食の普及及び改善充実に寄与された方々に対し、その功績を讃えるために福島県学校給食研究会と連名で行っているものです。  被表彰者は、各支部長から推薦を受け、選考委員会において決定されました。



受賞者は次のとおりです。(敬称略)
《学校給食優良団体》
 福島市立西信中学校
 石川町立石川中学校
 白河市立白河第二小学校
 会津若松市立神指小学校
 相馬市立桜丘小学校
《学校給食功労者》
 原孝一郎  須賀川市立第一中学校校長 
 安田三津江  鏡石町立第一小学校主任栄養技師
 石井直子    会津若松市立城南小学校主任栄養技師
 大橋千代子  福島県立福島中央高等学校主任栄養技師


 いわき市には8ヶ所の学校給食共同調理場があり、当調理場は、昭和42年供用開始後37年が経過し、施設の老朽化や大雨による浸水被害が発生したことから、映画「フラガール」で有名なスパリゾートハワイアンズの東1.5qに移転改築し平成19年4月供用を開始しました。
 受配校は小学校12校、中学校8校に約6,000食の給食を提供しています。施設の概要は、有効敷地面積約7,000u、一部二階建て延床面積2,530uです。新施設は、国の「学校給食衛生管理の基準」を遵守した施設として整備したもので、当市の調理場で初めて「フルドライシステム」を採用した施設です。


 当調理場では、汚染・非汚染区域にわかれ作業区画を明確に区分し、調理員の往来を遮断し、食材等からの二次汚染防止を図り「食の安全・安心」に配慮した施設で調理を行っています。

 
○調理員は、準備更衣室に入り汚染・非汚染に別れ、前日消毒された白衣・靴を履き、エアシャワー、手洗器を通り調理作業の準備をします。   ○汚染区域の主な施設では、二次汚染防止のため5品目(野菜・果物・冷凍食品等)ごとの検収前室・検収室があり、野菜・果物下処理室、仕分け室、肉魚下処理室、また、汚染区域で使用したプラスケット・三段ラック等を洗浄する器具洗浄室があります。

 
○非汚染区域の主な施設では、野菜・果物上処理室、焼物・揚物上処理室、焼物・揚物室、釜室、果物室があり、また、温度が高い時期、果物をフライ缶等に入れるため、フライ缶等を熱風消毒し、その後冷却する消毒保管庫があり生徒、児童に冷たい果物を食べていただくようなシステムを導入しています。

  ○洗浄室は、使用済の食器、食缶・フライ缶、コンテナをそれぞれに洗浄機を配置し、食缶類はカートイン式、コンテナは食器を入れ一定の時間にリレー式にスイッチが入る消毒保管庫を配置しています。
   
○調理場で使用するお湯、蒸気は、重油を燃料とするボイラーと二酸化炭素を削減するペレットボイラーの二基を使用した、環境に配慮した施設です。    




   「栄養教諭になって」
会津教育事務所 指導主事 横田みえ子

 4月から会津教育事務所に指導主事として勤務し半年が過ぎます。その間、食育推進モデル地域事業では、大戸小・中学校の協力をいただきながら、学級活動や家庭科の授業を参観させていただき、食育の在り方を検証しています。8月には大戸地区の親子対象にいわき市の梨狩りに行ってきました。参加者全員で梨を味わい、梨栽培の苦労を知り、梨の命を感じ、食べものの大切さを実感することができました。
 また、学校訪問では、施設訪問や授業参観、分科会があります。現場の先生方が前向きに努力されている姿を知ることができ、私自身の励みにもなっています。
 この他、県立会津学鳳中学校の専門研修など初めて体験することばかりですが、今までの仕事を振り返ったり、別な角度から見たりする機会も多く、毎日が貴重な体験となっています。
  新任地では、多くの方々との出会いがあり、学びがあります。今の一つ一つの積み重ねが、いつか実を結ぶことを信じ、これからも研修を重ねていきたいと思います。

   「栄養教諭になって」
会津教育事務所 指導主事 鈴木由利

 栄養教諭になって半年が過ぎようとしています。この間、食育推進モデル地域事業や食育体験ツアーを中心として食育を推進したり、高校生やその保護者への食育に関する講演を行ったりしています。これらのことを通して様々な方の食育への熱き思いに触れ、それがひとつになることで大きな力となって子どもたちへの食育につながることを実感しています。もちろんそこには、学校栄養職員の方々の協力を忘れることができません。
 栄養教諭や学校栄養職員は一人で頑張りがちですが、ネットワークを広げて大きな力にまとめていくことが食育推進の鍵だと思います。「食べること」を楽しみながら大切にする子どもたちを育てるため、更に研修を積み重ねながらよりよい食育の在り方を模索しています。
 時折、生涯学習課の講座に参加して会津の自然や歴史に触れ、そのよさを味わっています。二十数年前にお世話になった地で再び仕事をする縁を大切に、一歩ずつ進んでいきたいと思います。




福島市立平野小学校     
福島市北部学校給食センター
栄養技師    高野 佐智子

 学校栄養職員として勤務してから、早くも二学期半ばとなりました。先輩の後ろをついて歩くだけだった4月、少しずつ周りを見渡しながらついて歩くことができた5月、そして私がたてた献立の実施月だった6月、一学期のラストスパートとなる7月を経て、学校給食の流れを少しずつですが把握つつあります。右も左もわからないなか、先輩の栄養士さんやベテランの調理員さんに囲まれて、毎日が経験・勉強の日々です。給食センター勤務ですので、子どもたちの声や笑顔を直接聞いたり見たりすることはできません。しかし、初めて献立作成をして不安や期待でいっぱいななかスタートした6月の第1日目、子どもたちと毎日やりとりする連絡日誌に「おいしかった」という言葉を見つけたときの感動は、3ヶ月を過ぎた今でも鮮明に覚えています。
 食育が注目されているなか、私にできることは何かと常に考えています。子どもたちがいつも笑顔で健康に過ごせるような給食を提供することを基本に、さらに、適正な食生活を送れるように指導し、幅広い視野で食文化に興味をもってもらえるように尽力することが私の使命ではないかと思っています。
 まだまだわからないこともたくさんあろうことと思います。いつまでも初心を忘れることなく熱意をもって仕事に取り組み日々成長していきたいと思いますので、ご指導よろしくお願いします。

福島県立会津学鳳中学校
栄養技師    三瓶 恵美

 栄養士として働くようになり、早くも数ヶ月たちました。この数ヶ月を振り返ってみると、余裕がなく自分の事で精一杯で、ただ気持ちばかりが焦っていました。しかし、周りには、ご指導やアドバイスで助けてくださる方々がおられたので、今は何とか仕事ができています。私のことを気にかけて支えてくださる方々には、本当に感謝したい気持でいっぱいです。
 今では、給食開始に向け準備を進めてきましたが、いよいよ10月から完全給食が開始となります。子どもたちに早く給食を食べてもらいたいという気持ちと、うまく給食を進めていけるかという不安な気持ちが交錯しています。給食では栄養面を考慮しながら、安全で安心、そして子どもたちがおいしいと言ってくれるような給食を提供できるよう日々努力していきたいと思います。また、自校給食なので、子どもたちの実態を知るためにも、食育を進めていく上でも恵まれている環境だと思います。今後は、家庭・地域、学校内とも連携をはかりながら、子どもたちの健康を食の面から守っていきたいと思います。
 食に関する情報は、目まぐるしく変化していますし、実しやかな情報も氾濫しています。常に新しい情報を取り入れ、子どもたちに正しい情報を提供するためにも自分自身で学び続ける姿勢を忘れずに頑張っていきたいと思います。
 まだまだ未熟者なので多くの方にご迷惑をかけてしまうと思いますが、今後ともご指導よろしくお願いいたします。


福島県立いわき養護学校
栄養技師   池嶋 理佳

 私が福島県立いわき養護学校に配属になって5か月がたちました。初めは仕事の要領がわからず、なにからやっていいかもわからない状態でした。でも、周囲の人々の協力や指導、夏休み中に受けた研修を通して、学校栄養職員の果たす役割の大きさについて学ぶことができました。それまでは学校給食従事者としての、子どもの命を預かっているという自覚が足りなかったと思います。
 2学期からは衛生管理のより一層の徹底を図るとともに、食に関する指導にも積極的に関わっていけたらと思います。これからも常に勉強を怠らず、前進していきたいと思いますので、ご指導よろしくお願いいたします。




プルコギ・ピリカラ漬け・トックスープ

 韓流献立として福島市の単独校で実施されました。トックとは「韓国風雑煮」に入れるうるち米の小判型のおもちのこと。もち米と違い伸びないのでのどに詰まる心配もなく煮崩れもしません。

◎レシピ・サンプル等ご希望の方は当会へお問い合わせ下さい。

< 材料 1人分 > 塩       0.3g <作り方>
鶏もも肉     10g 胡椒      0.02g @にんじんは千切り、長ねぎは小口切り。
Aしいたけ・わかめは戻しておく。
B肉・野菜を煮て調味し、ミニトックを加え一煮立ちさせ、わかめ・長ねぎを散らす。
ミニトック     25g しょうゆ     3g
にんじん     10g 当会取り扱い商品
ミニトック1kg900円
長ねぎ      10g
わかめ      0.5g
チキンブイヨン  8g



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