財団法人福島県学校給食会
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給食会だより
過去の給食会だより
給食会だより 2007年 4月号
ホームページアドレス http://www.fgk.or.jp/
  花の便りに心さわやかな今日この頃、新学期をむかえるにあたり、学校給食を通して児童生徒に何を伝えるべきか、抱負も新たにスタートしていきたいものです。
【 第2回食育に関する調査研究会 】
  本会では今年度より、食育に関する調査研究会を設立し、20名の学校栄養職員、養護教諭らによる給食時間の食に関する指導や肥満や偏食などの個別の事情に応じた相談指導をテーマに調査研究を実践しています。
  本会において2月27日に第2回食育に関する調査研究会を開催しました。今回は、前桑折町教育委員会教育長 岩谷敬恒氏を講師に迎え、「基礎基本的な教育技術」と題して、前半は、児童生徒へ話しかけ方・板書の仕方、机間巡視と個別指導の方法など、授業の基礎的技術を分かり易くお話しいただきました。後半は、豊かさの中での教育の在り方や食育と学校栄養職員の役割についてもお話しいただきました。
  委員からは、「今まで意識せず授業をしてきましたが、学年に応じた授業の時間配分や板書の構成、ノートのとり方など、授業を作り上げるうえ大切なことを学ぶことができました。」「食育は『教える』よりは『育てる』部分が大きいと実感しました。毎日の給食を活用して、学級担任と連携しながら、正しい食習慣を身につけた子どもを育てていきたいと思います。」などの感想がありました。
  午後は、本会常務理事兼事務局長より「福島県学校給食会の現状」と題して国の公益法人制度改革への対応策や東北地方における県学校給食会の動向等について説明がありました。
  協議においては、県教育庁教育指導領域健康教育グループ主任栄養技師 野内容子氏を指導助言者に迎え、各委員の所属校における取組状況等について活発な意見が交わされました。



食教育だより
「さぐろう!会津の食文化」
喜多方市立第一小学校 主任栄養技師 馬場浩子

授業後、「こづゆ」の調理実習を実施しました。  このたび、第4学年総合的な学習の時間において、「さぐろう!会津の食文化」をテーマに、郷土料理の背景を知らせ、自然の恵みに感謝する気持ちを育む授業を実施しました。
  まず、会津の郷土料理にはどのようなものがあるかを、学校給食会の郷土食のパネルを活用しながら説明しました。子供たちは、パネルを見ることで「あっ、これ食べたことがある。」「おばあちゃんの家で出た。」とより身近に実感できたようです。次に、料理に入っている材料から、その材料の特徴や流通・広まった地域や先人の知恵を知らせました。会津地方は雪深く、内陸であるため、乾物や発酵食品・塩蔵品などの保存食を多く利用しており、それらを活用して栄養のバランスをとる工夫がされていることなどを説明しました。さらに、会津地方の郷土料理だけではなく、中通りや浜通り地方の郷土料理のパネルを提示し比較することにより、子供たちは福島県全体の気候や風土などの特色も知ることもできました。
  授業のまとめにおける子供たちの発表には「郷土料理に気候や歴史が関係していたなんてびっくりです。」「食べ物を大切にして、残さず食べようという気持ちがわかりました。昔の人はえらいです。」などがあり、子供たちは、郷土料理が生活と心と体によい素晴らしい文化であることを理解したようです。後日、「こづゆ」の調理実習を実施したところ、野菜が苦手な子供たちもおかわりをし残さず食べていました。
  地場産物を活用した郷土食をテーマに授業を実施したり、それらを学校給食に取り入れたりすることは、その食材を通じて地域の自然や文化、産業などへの理解を深めることができます。今後は、子供たちが「顔の見える」生産者の努力や苦労を知ることで、食に対する感謝の心や勤労の大切さを育むことができるように取り組んでいきたいと思います。       
    ※指導案をご希望の方は、普及検査班までご連絡下さい。



「朝食アンケート調査を実施して」
二本松市岩代学校給食センター 栄養技師 戸田 裕子
1   はじめに
  学校給食研究会安達支部では、毎年課題を決め研究に取り組んでいます。平成18年度は、朝食摂取状況の実態を把握し、改善に向けて具体的な取り組みをするために、朝食アンケート調査を行いました。調査対象は、安達管内小学校4〜6年生3043名、安達管内中学校1〜2年生2069名及び保護者3890名です。

2  アンケート調査の結果から
  朝食を「毎日食べている」と回答した児童生徒は、平均80%であるのに対し、児童生徒の朝食摂取状況について、「毎日食べている」と回答した保護者は90%でした。このことより、保護者が朝食を準備しても何らかの理由で児童生徒が食べないことがあると考えられます。朝食を食べない理由として最も多かったのは、「時間がない」で、前日の生活状況や就寝時間も含め生活習慣の見直しが望まれると考えます。朝食の内容については、「ドーナッツ一つだけ」といった児童生徒もおり、栄養のバランスの大切さについて引き続き指導する必要性を痛感しております。尚、今回の調査結果については、朝食の重要性について共通理解を図るために、学校関係職員のみならず保護者へも配布しました。
3  食に関する指導
. 二本松市岩代地区では、小学校3校と中学校2校において発達段階とクラスの実態に合わせ、食に関する指導を行っています。朝食に関する指導は、小学校5年生で実施し、朝食の働きについて学習するだけでなく、どのようなものを食べたら良いのか自分自身で考えられるよう指導しています。全学年、年1回の食に関する指導ですが、授業参観日に給食試食会を兼ねて指導をするなど、児童生徒だけでなく保護者の方にも食に関心を持っていただけるよう食育の推進に努めています。



レシピ紹介
  西郷村は、昨年度より文部科学省から、家庭や地域が一体となって食育推進に取り組む「栄養教諭を中核とした学校・家庭・地域の連携による食育推進事業」の推進地域の指定を受けており、その事業の一環として、児童生徒対象の料理コンクールを開催しています。コンクールの応募作品は、これまでの食に関する指導内容が生かされ、栄養バランスの優れた、斬新なアイデアのものばかりでした。見事「最優秀賞」に輝いた作品は、学校給食用にアレンジして献立に取り入れました。昨年度と今年度「最優秀賞」に輝いた2品をご紹介いたします。

いわしのガレット
< 材 料 > −1人分−
いわし開き 50g 1尾 食 塩 0.2g
乾燥パン粉 3g こしょう 0.02g
パセリ 1g オリーブオイル 0.5g
粉チーズ 1g 白ワイン 2g
< 作り方 >
1  いわしを塩・こしょう・白ワインに漬け込む。
2  いわしを鉄板に並べ、Aをかけ、オリーブイオイルを風味付けにふりかけ、表面に焼き色が薄くつくまで焼く。

あじの青のり焼き
< 材 料 > −1人分−
あじ開き 50g 1尾 しょうゆ 2g
おろししょうが 0.3g 3g
0.5g 青のり 0.3g
みりん 1g
< 作り方 >
1  あじを調味料に漬け込む。
2  あじを鉄板に並べ、卵をといてあじの上にぬり、青のりをふりかけ、表面に焼き色がつくまで焼く。

< 当会取扱い商品 >
いわし開き 40g 56円 ・50g 70円 (参考価格)
粉チーズ 1kg 1,920円  ソフトパン粉2kg 540円
オリーブオイル 500ml  670円
あじ開き 40g 37円 ・50g 45円 (参考価格)
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